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1995年7月17日 月曜日

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茂木蓉子 小学6年生 1995-07-17 10:45

水泳の授業を見学しているのは、私ひとりでした。日陰にずっと座っていても、みんなが泳いでいる姿を見ていると飽きません。たまに水しぶきも飛んでくるし、第一、疲れないのがいい。

校舎のほうから、たまに大きな声が聞こえる。あれは宮尾先生の猫みたいな声だ。名字の「宮尾」と猫の鳴き声「みゃお」が似ているなと、そのとき初めて気がつきました。

あやちゃんが私の前を通るときに、濡れた手で私の顔に触れました。冷たくて心地よかった。あやちゃんは私と違い、とても元気な子です。マジックで「河上」と縫いつけられている水着も、きゅうくつそう。

「もう6年生だから、買い換えるのももったいないよ」

あやちゃんは、そう言って笑いました。

明るい場所をずっと眺めていると、目が変になる。すぐ後ろでセミが鳴き始めたので、視線を戻したら、真っ暗で、しばらく何も見えませんでした。ようやく慣れたころに、実は私が木漏れ日の中にいることがわかりました。葉っぱのすき間からのぞく、たくさんの小さな光は、全部お日さまのかたちをしていました。

comnnocomcomnnocom2006/06/19 21:35いちおう、こっちからのトラックバックは見出しごとに送れますよ。
うちのコメントに書いてくれたのは、こういう意味じゃなかったですか?

extrameganeextramegane2006/06/20 02:46受け取るほうが日付ごとになっちゃうてことすかね?

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